【VirtualBox】CentOS6で外部ネットワーク接続するためにインターフェース設定ファイルを修正する
VirtualBoxで外部ネットワークの接続を試みたがエラーになってしまったので、その解決策と解決するためにいじった設定ファイルについて調べた。
環境
VirtualBox 6.1
CentOS 6
前提
「VirsualBoxのブリッジ接続は不安定」という情報が多かったので、 NAT + ホストオンリーアダプター + ポートフォワーディング の組み合わせで接続設定をした。
以下を参考に進めた。ありがとうございます。
www.sps-katoh.com
疎通してみるが失敗する
# ping 10.0.2.2 connect: ネットワークに届きません
涙
解決法
結論からいうと、
インターフェース設定ファイルで、ONBOOTというパラメータの設定値をyes(有効)へ修正する。
場所はetc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
。
※eth0
は設定ファイルで制御するデバイス名のことなので、環境によって異なる
インターフェース設定ファイルとは
公式さんに詳しく書いてあった。
インターフェース設定ファイルは、個々のネットワークデバイスのソフトウェアインターフェースを制御します。
うーん……
まだまだ公式ドキュメントだけで理解できるアタマがないのでもう少し調べてみよう。
まず、ネットワークデバイスというのは、NICというネットワーク通信をするための機器を指す。
NICとは、ネットワークインターフェースカードの頭文字を取ったもの。
「NIC」で画像検索するとわかるのだけど、有線でインターネット接続するときにLANケーブル挿すところから繋がってるPC内部の部品というか機器なのね。
ということは無線用のNICは、単純に無線で接続できるタイプの機器がPCに埋め込まれているのだな。
この物体、「NIC」という呼び名だけでなく、ネットワークインターフェースコントローラー、イーサネットカード、LANカード、ネットワークアダプター、ネットワークアダプターカードなどとも呼ばれるらしい。現場とかの環境によって呼び方だろうからなんとなく覚えておきたい。
本題に戻って…… インターフェース設定ファイルとは、このNICが起動する時の設定が書き込んであるファイルのこと。なんだな〜。
ONBOOTとは
ONBOOTについての公式の説明↓
ONBOOT=回答
回答 が以下のいずれかの場合です:
yes — このデバイスはブート時にアクティブにされる必要があります。
no — このデバイスはブート時にアクティブにされる必要はありません。
文中に出てくる「ブート時」は、「起動時」に読み替えると理解しやすいな。
つまるところ、ONBOOT=yesは、「起動時にNICを使える状態にする」ってことなのだ。
設定ファイルを編集する
# vi ifcfg-eth0
ONBOOT=no
になってたので
ONBOOT=yes
に修正し保存。
そして疎通再チャレンジしたらできた〜!めでたし。
参考: